こんにちは!
山口県下関市を拠点に活動する、結婚相談所『結美 -musubi-』 婚活カウンセラーの森本 亜希子 です。

先日、広島で開催された
IBJ 広島・山口・島根ブランチフォーラム に参加してきました。
各地域の相談所が集まり、日頃の取り組みや事例を共有する、貴重な時間となりました。

今回特に印象に残ったテーマが 「真剣交際中のすり合わせ」 です。
カウンセラー同士が想いや取り組みを共有し合う時間は、
とてもあたたかく、明日からのサポートの力になる学びばかりです。

◆ 真剣交際に進むカップルが増えてきました

ありがたいことに、
最近は私の相談所でも 真剣交際に進むカップルが複数組 いらっしゃいます。

真剣交際は、“仲良くなる期間” ではなく、
ふたりが同じ方向を見て歩いていけるかを確かめる大切な時間。

そのために必要なのが、
フォーラムでも話題になっていた “すり合わせ” です。

◆ 真剣交際に必要な「3つのすり合わせ」
① 会員さん同士のすり合わせ(ふたりの未来の話)

結婚後の生活をイメージしながら、
少しずつ “言葉にしていくこと” が大切です。

価値観

生活のリズム

家事・お金・働き方

家族との関わり

住む場所

どれも正解・不正解はなく、
お互いがどう感じているか が一番のポイント。

② 相談所同士のすり合わせ(連携の質)

相談所同士がこまめに連絡を取り、
温度感を合わせて進めていくことで、
会員さんは安心して前に進むことができます。

誤解や不安が出ないように情報共有

ちょうどいいタイミングで橋渡し

気持ちの変化を早めに共有

こうした丁寧な連携が、ふたりの関係を支える大きな力になります。

③ 自社会員とカウンセラーのすり合わせ(心の整理)

会員さんが迷ったり、気持ちが揺れたときには、

「あなた自身は、どうしたいって思ってる?」

押しつけるのではなく、
やわらかく本音を引き出すための問いです。

ゆっくり気持ちを整理し、
“自分の言葉で未来を選んでいけるように” 寄り添う。
これがカウンセラーの大切な役割だと感じています。

◆ 成功例・うまくいかなかった例から見えたこと

フォーラムでは、成功したカップルの事例も、
うまく進めなかった事例も共有されました。

◎ 成功したカップルに共通していたのは…

小さな違和感もその場で話せていた

無理をせず、自然体でいられた

カウンセラーとの対話がこまめだった

相談所同士が丁寧に連携していた

◎ うまくいかなかったケースでは…

「言わなくても伝わるはず」という思い込み

不安を抱えたまま進んでしまった

相談所同士の連絡不足

気持ちの温度差を放置してしまった

成功も失敗も、どちらも大切な学び。
“次に活かす力” に変えていくことが重要だと感じます。

◆ 最後に──寄り添う力を大切に

今回のフォーラムを通してあらためて思ったのは、
結婚相談所の仕事は「気持ちの温度感」に寄り添うサポートだということ。

会員さん自身が “どうしたいか” を大切にしながら、
安心して前に進める環境を整えること。
ときには気持ちを受け止め、
ときには背中をそっと押すこと。

これからも、
お一人おひとりが自分らしく、あたたかい未来へ進んでいけるように
丁寧にサポートしていきたいと思います。

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